皆さんこんにちは。
さがら葬儀社の相楽雄治郎です。
皆さん意外と知らない霊柩車事情
病院や介護施設で亡くなった方を自宅まで移動するときに頼む霊柩車。
意外と多くの方々が昼間しか呼べないと思っているみたいです。
夜中に出動すると時々、「こんな夜中でも来てくれるんだね」と言われることがあります。
夜や早朝は大丈夫でも2時や3時の夜中は対応してくれないと思われているのでしょう。
大丈夫です。葬儀社は365日24時間対応です。
人がなくなるのは午前2時が多い?
よく葬儀社仲間と話していると、出動は夜中の2時が多いと言います。
実際の時間の記録を数えてみると、2時は多いというわけではありません。
でも、皆が2時が多いという理由は…
午前2時が一番つらいからよく覚えてるんでしょう。
睡眠の一番深い時間帯ですから、起きるのも辛いです。
さらに、ちょっと遠い病院まで迎えに行くと帰ってくるのは午前5時ごろ。
帰ってきたらもう眠れません。
これが原因で記憶に残りやすくなっているのではないかと思います。
霊柩車は長距離も走ります。
旅行に来ていて急になくなる方もいらっしゃいます。
交通事故にあわれる方もいらっしゃいます。
そんな方のご遺体を地元まで搬送するのも我々葬儀社です。
私も何度か長距離ありました。
千葉県、埼玉県、宮城県、東京都品川など行きました。
大阪まで行ったことがあるという葬儀屋さんも知ってます。
大阪なら下に書くように飛行機のほうが良いのではないでしょうか?
たぶん飛行機のほうが早くて安いです。
一度、北海道釧路市の方が亡くなり、柩を空輸するということがありました。
空輸が可能というのは知っていましたし、ガイドラインもあったので問題はなかったのですが、初めてのことだったので問題なく行えるのか不安でした。
ですが、実際には石川町で火葬をし遺骨を持ってお帰りになるということになりました。
現実的な話では霊柩車の搬送費用や、航空運賃を考えたら火葬をしてお帰りになるというのも選択肢の一つに入ると思います。
冬季はお葬式が多くなり、何件もの葬儀が重なると夜間の業務はちょっと辛くなってきます。
ですが、お客様にとっては大切な方のお葬式。
我々葬儀社は疲れは表に出さずに、業務に励みます。
業務が落ち着いたら一斉に休みますのでお気遣い無用です。
みんな不定休ですが仕事が少なければ自由に休暇もとれる業界です。