数年前までお葬式の返礼品と言えば多いのがお茶と海苔。
返礼品で悩まれるお客様には
「お葬式と言ったらコレ!という感じでお茶海苔どうですか?」と言うと、
「無難にそうしようか。」と言っていただけるお茶海苔。
少し選ばれる頻度は減りましたがまだまだ根強く人気です。
20年ほど前はビール券が流行したことがありました。
30年ほど前は砂糖2キロ。
覚えている方も多いのではないでしょうか。
香典を何人分も預かった時には持って帰るのが重い重いとみんな言った佐藤2キロ。
当時は自宅葬でしたから車を止める場所がすぐ近くとは限りませんでしたから大変でしたね。
最近はお茶を選ぶ方が減ってきましたが、まだまだ注文が多く人気のお茶。
「お葬式のお返しのお茶はおいしくない」
と言われる事もあり、さがらの社長はお茶の質には少しうるさいです。
過去にあるお茶問屋が相談無しにお茶の質を下げていたことが発覚した時も有無を言わさず即刻取引を打ち切りました。
たまにいるんです、そんな業者。
営業の時は「1000円のお茶はこれで、1500円はこちらです。2000円に飛び切りいいお茶です!」
なんて言っておきながら、1年くらい取引しているといつの間にか1000円のお茶が500円の物に
1500円のお茶が1000円の物に
2000円のお茶が1500円…
素人にお茶の質なんて分からないと、なめられているんですね。
信用できないのでそんな会社とは取引できませんね。
基本的に抜き打ちで試飲しているので最近取引の業者はそんなことしませんが。
社長が言うには
「お茶がおいしくないと言われては喪主さまに申し訳が無い。飛び切り美味しいお茶とは言わないが、せめて価格相応のお茶を飲んでほしい」
おまけの小話
包装は一緒でも飲んでみると「このお茶美味しい」と思うものがあります。
実は同じ見た目で高級品があります。
メーカーには「見た目が一緒じゃ安いお茶と勘違いされるでしょ」と言っているのですが、
「包装材のコストや保管場所、在庫の問題が…」とお茶を濁されています。
返礼品のお茶、丁寧に出してみてください。かなりいいお茶の時がありますよ。