環境配慮の骨壺
皆さんこんにちは。
水晶館のさがら葬儀社 専務の相楽雄治郎です。
弊社もSDGsに配慮した商品を取り扱っています。
環境にやさしく、故人様にもやさしいとうもろこしを原料にしたエコ骨壷「クレイ」です。
通常の骨壺とクレイの違いですが、
通常の骨壷は陶器で出来ています。陶器は窯で粘土を1300℃で22時間もかけて焼かなければ作ることが出来ません。
それに比べてクレイは電気炉で180℃の温度で1.5時間で作ることが出来ます。
画像の下にある通りCO2の排出量も約50分の1とぐっと少なくなります。
そしてクレイの最大の特徴は自然に土に還ることです。
粘土を焼いた陶器は粉々に砕いても最終的には砂にしかなりません。
それに比べてとうもろこし原料のクレイは納骨後にお墓の中で微生物の力で数年かけて土に還ります。
最終的にはお骨と骨壷が一緒に、ゆっくりと静かに土に還っていきます。
お客様からは「せっかくきれいに収骨したお骨をひっくり返して壺から出さなくても良いところがいい」と、評価されてよく選ばれています。
弊社のお客様の多いある地域では、ほとんどの方がクレイを選ばれます。
ご親戚で納骨に行ったときにクレイを見て
「お骨にやさしいいい骨壺だ」
と噂になっているようです。
我々葬祭業が環境問題を考えると
お棺、お柩は木製です。
木は再生可能な資源ですが、無駄に大量に使っていいものではありません。
そして、線香、ローソクなど火を使うものと深いかかわりがあります。
特にローソクは石油由来の原料を使っています。
我々にできる環境対策はまだまだありそうです。
環境に配慮したお棺、お柩もありますのでまたの機会にご紹介します。